DPP-4阻害薬 経口血糖降下薬クラス別で第一選択に
公開日時 2013/04/30 00:00
13年2月の新規患者への処方割合患者数ベースで64%マスマーケットの生活習慣病領域での新薬投入のハードルが高くなりつつある中で、最近熱い市場と言われているのが経口糖尿病治療薬市場である。その核となっているのが、2009年12月に発売されたシタグリプチン(商品名:ジャヌビア/グラクティブ、MSD/小野薬品)の登場から3年を経たDPP-4阻害薬である。すでにこの領域では、最新の12年11月発売のアナグリプチン(製品名・スイニー、三和化学/興和創薬)まで6成分7ブランドがひしめき合っている。今回、医療情報総合研究所(JMIRI)のウェブ処方インサイトDynamicsから、最新のDPP-4阻害薬市場の現状を検証する。まず、現在の経口血糖降下薬市場の患者数ベースのクラス別シェア(併用も含む)をみると、...