自分や家族の病気がきっかけ:若手アントレプレナーの医療への関心
公開日時 2013/03/06 04:00
アメリカでもっとも人気と定評のある口コミサイトといえば”Yelp“である。レストランやカフェは言うにおよばず、自動車修理からマッサージ、配管工事からヘアカットまで、新しい業者やサービスが必要になったら「まず”Yelp“を見る」のが今時の若者流だ。2004年のスタート以来、2012年までにユーザーが”Yelp”にアップしたレビュー総数は3500万に迫る。(医療ジャーナリスト西村由美子)アメリカには”Yelp“を知らない若者はいないと言っても過言ではない。だが、”Yelp”のファウンダーの1人であるJeremyStoppelmanが、この事業の着想を得たきかっけがインフルエンザだったというエピソードはあまり知られていない。ハーバード・ビジネススクールの学生だったJeremyは、ひどい風邪をひいて...