エム・シー・アイ調査 Webサービスの充実企業トップはファイザー
公開日時 2013/01/25 04:02
製薬企業のマーケティング支援を行うエム・シー・アイは1月24日、医師版マルチメディア白書2012年12月号をまとめた。それによるとWebサービスが充実している製薬企業の第1位はファイザー、2位は第一三共、3位はアステラス製薬、4位は武田薬品、5位はアストラゼネカの順となった。診療科別でみても、ファイザーは一般内科医、外科医ともにトップとなった。3016人の医師から回答を得たもの。
医師版マルチメディア白書2012年12月号は、製薬企業の自社サイトやその他医療関係企業のサイトを閲覧している医師を対象に、Webサイトの活用実態や役立ち度、薬剤のプロモーションインパクト、診療疾患別の製品マインドシェアなどを調査したもの。12年11月8日~11月20日までインターネットで調査した。
診療科別にみたWebサービスが充実している企業は、一般内科(医師664人回答)では、1位がファイザー、2位武田薬品、3位アステラス製薬、4位第一三共、5位MSDと大日本住友製薬が並んだ。一方、外科(医師123人回答)では、1位ファイザー、2位第一三共、3位中外製薬、4位アストラゼネカ、5位武田薬品の順となった。なお、一般内科、外科の両方でトップとなったファイザーはともに全回答率の1割以上(一般内科=12.1%、外科=11.4%)を占めている。