ノバルティス 直接的レニン阻害薬ラジレスとCa拮抗薬の配合剤 国内申請
公開日時 2012/12/20 04:02
ノバルティス ファーマは12月19日、高血圧治療薬として直接的レニン阻害薬アリスキレンフマル酸塩(製品名ラジレス)とカルシウム(Ca)拮抗薬アムロジピンベシル酸塩の配合剤「SPA100」を日本で承認申請したと発表した。降圧目標に届かない約半数に上る患者に対し、服薬錠数を減らすことによるアドヒアランスの改善などで、症状改善を狙う。
発表によると、SPA100は、国内外の臨床試験において、1剤でアリスキレンまたはアムロジピンの単剤投与に比べ有意な降圧効果と24時間にわたる血圧コントロールを示した。SPA100は、米国では10年8月に、欧州では11年4月に承認され、世界45カ国以上で承認されている。