歴史的な大接戦 2012年米国大統領選挙投票開始
公開日時 2012/11/07 04:00
あらゆる世論調査で支持率はほぼ半々と報じられ、大接戦が予測されている米国大統領選挙が、いよいよ投票日を迎える。(医療ジャーナリスト 西村由美子)
僅差を争う選挙となることが明らかであるため、早くから得票数集計に対するクレームが予想され、集計に時間がかかるものと懸念されているが、投票日直前に東海岸の各都市が大型ハリケーンに襲われて大きな被害が出たことにより、投票日以降の混乱は必至との見方がますます強まっている。
かくして全米がヒートアップするなか、大統領選挙投票日の真夜中午前0時に投票を実施することを伝統としているニューハンプシャー州の最北端にあるDixville Notchでは、今回も全米でもっとも早く投票が行われ、直後に開票結果が公表された。 Dixville Notchは2010年の国勢調査時点での居住者12人というきわめて小さな行政区。2012年の有権者は10人であった。
http://en.wikipedia.org/wiki/Dixville_Notch,_New_Hampshire
さて、注目の Dixville Notch の開票結果は、オバマ5票、ロムニー5票のタイ。まさに2012年の選挙を象徴する結果であったが、 Dixville Notchでは両党候補が同数を獲得したのは、歴史上初めてだという。
http://www.huffingtonpost.com/2012/11/06/dixville-notch-election-results-2012_n_2080804.html‘
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