サンテ医業コンサル代表田中豊章得意先などから「高薬価な薬剤は患者負担が高くなるので処方しづらい」と、言われたことはありませんか。患者さんの薬剤費を含めた医療費の負担を少なくするために、医療機関等で支払った一部負担金が一定以上の金額となった場合の負担軽減策として、加入している保険者よりその超えた分が患者さんに戻ってくる高額療養費制度や、市区町村が実施する乳幼児・小児の医療費助成制度があります。このような医療費助成制度は意外に知られていませんし、乳幼児・小児の助成は市区町村によって助成対象が異なります。いま一度しっかりと理解し、説明することができれば、たとえ高額な薬剤で医療費がかさんでもスムーズに処方して頂ける可能性が高いと考えます。複雑な高額療養費制度でも必須知識高額療養費制度は、医療機関や薬...