コンサルタント手法を学び、活かす③「競合医療施設を把握する」
公開日時 2012/07/30 00:00
担当地区で選ばれるMRになるサンテ医業コンサル代表田中豊章7月号では、医業経営改善を主に行うコンサルタントが外部環境分析のなかで良く使う、診療圏分析、特に患者数の把握について説明しました。8月号では競合医療施設状況の把握などについて説明します。競合医療機関の状況把握以前、DPCデータを使った医療機関の入院患者数の把握の手法を紹介しました(11年11月号~12年1月号第2回~4回)が、今回はDPC参加病院以外の病院の状況を医療機能情報提供制度により知る方法を紹介します。一般的にコンサルタントは、競合医療機関の状況把握について、次のような項目で行っています。MRの皆さんにも応用できる内容です。1)病床数や診療科目など競合病医院の概要を把握する。具体的には、医療機関の提供機能として診療科、人員体制...