医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営しているメドピアは、会員医師に対し学会の参加回数について調査し、その結果を発表した。2738件の回答が寄せられ、最も多いのが「１～３回」の66.3％、次いで「４～６回」18.8％だが、「参加していない」も8.0％いた。

調査は３月23日～３月29日。専門医の認定や更新のため学会参加が義務付けられているケースもある一方で、費用負担も課題になることから調査したもの。

最新知識の導入・発表のための参加の一方で、参加回数（年２～３回程度が多い）や旅費の支給範囲内での参加など病院の規定が参加を左右する要素になっているほか、専門医の認定や更新のために参加しているとの声も散見された。ただ、診療が休めないことや休診後対応が大変になるといった事情で参加できなかったり、遠方は避けたり、日帰りのみなど時間の捻出に悩みもうかがえる。参加していない医師の理由にも時間の確保が課題に挙がっている。