大日本住友 2型糖尿病薬シュアポスト BG類やTZD薬との併用の効能追加申請
公開日時 2012/04/18 04:00
大日本住友製薬は4月17日、速効型インスリン分泌促進薬シュアポスト錠0.25mg、同0.5mg(一般名:レパグリニド)について、ビグアナイド系薬剤(BG類)との併用療法及びチアゾリジン系薬剤(TZD薬)との併用療法に関する効能追加申請を同日付で行ったと発表した。シュアポスト錠は単剤療法及びα-グルコシダーゼ阻害薬との併用療法を効能・効果に、11年5月から販売している。また、同社は、シュアポスト錠とDPP-4阻害薬との併用療法に関する国内フェーズ3を実施している。
シュアポスト錠は食後のインスリン分泌を速やかに促進することで2型糖尿病患者の食後血糖推移を改善し、HbA1cを低下させる。
食事療法及び運動療法に加え、BG類またはTZD薬を投与しても血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象とした国内フェーズ3で、シュアポスト併用群はプラセボ併用群に比べて、主要評価項目のHbA1cを有意に低下させたことから、今回の効能追加申請となった。なお、このフェーズ3の結果は5月17日開催の日本糖尿病学会年次学術集会で発表する予定。