今年はＭＲが誕生して100年。偶然とはいえ、ＭＲ活動に変化を迫る事態が進行している。本誌が指摘してきたＭＲが提供する情報、医師が求める情報のミスマッチ。医師から最も求められる「製品情報」にさえ、両者のすれ違いが見られる。ＩＴの発達で多くの情報を瞬時に届けられる便利さの一方で、その中でのＭＲの役割、そしてＭＲが伝えるべき内容はどうあるべきなのかもクローズアップされている。医師にはＭＲへの期待感はある。だからこそ、ミスマッチな関係を断つため、今こそ医師の声に耳を傾けたい。編集部は医師600人（GP・HP各300人）にアンケート調査を行い、本音に迫った。（沼田佳之、小沼紀子、酒田浩、神尾裕）医師がＭＲに求める製品情報競合品との違い、実地医療での薬の飲み合わせ本誌調査／医師が求めるＭＲ2012年版P...