大日本住友 「アルマール」→「アロチノロール」に販売名変更 取り違え防止で
公開日時 2012/01/17 04:01
大日本住友製薬は1月16日、高血圧症・狭心症・不整脈/本態性振戦治療薬アルマール錠(一般名:アロチノロール塩酸塩)の販売名を、「アロチノロール塩酸塩錠『DSP』に変更する承認を取得したと発表した。以前から、サノフィ・アベンティスの血糖降下剤アマリール錠との取り違えによる医療ミスが起きており、対策を打ってきたが、対策を徹底するため販売名を変更することになった。新名称の製品は薬価収載手続きをとり、6~7月ごろの発売になるという。
同社は、名称が似ていることに伴う医療ミス防止のための販売名変更代替新規申請を行い、12日付で承認を取得した。旧製品名製品は、13年3月末までの経過措置期間を経て薬価削除される予定。