筆まめなMRは成功する
公開日時 2011/08/30 00:00
OBC研究所代表小原公一MRのU嬢は今年で四年目の夏を迎えた。来る日も来る日も100km近い移動距離を運転し、訪問を繰り返しているが、一向に営業成績は上がらなかった。挫折しそうになる日が何日も続き、MRという仕事は、自分には向いていないのかも知れないと思い、何度も会社を辞めようかと思った。そんなある日、実家に帰って、母に相談すると母は「そういう問題はおじいさんに相談しては」と言われた。早速祖父に相談すると、祖父は「毎日訪問した先生にお礼状を書きなさい。それも肉筆で書くんだよ。お前の下手な字でも良いから心を込めて先生にお礼の手紙を書いてみなさい」と言われた。翌週からU嬢はお会いした先生宛に、自宅に帰ると必ずお礼の手紙を書くようにした。最初は単なるお礼の言葉の手紙であったが、徐々に先生と面談した...