科学的根拠がある情報提供こそが求められる時代に“Livingscience,transforminglives”をスローガンに掲げるメルクセローノ。同社日本法人代表取締役社長のマーク・スミス氏は、英国で9年の臨床腫瘍医として活躍した経歴を持つ。“臨床医”としての目線から、同社のスローガンを実践した“科学的根拠がある情報提供”こそが、製薬企業の価値最大化につながると強調する。スミス氏に、近未来のMRの在り方を中心にお話を伺った。（インタビュー：望月英梨）写真：佐藤修司―2010年６月１日の代表取締役社長就任から約１年が経過しました。スミス氏わくわくすることが多い一方で、学ぶことも多い一年間でした。この一年、特に注力したことは、社員エンゲージメント、MRの育成、メディカルディパートメントの充実と...