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KOLランキングPart2 高血圧症治療トップは自治医科大・苅尾氏

公開日時 2011/03/25 04:02

臨床医から支持を受ける真のキー・オピニオン・リーダー(KOL)は誰か――。ミクス編集部はエムスリーの協力を得て、臨床医600人を対象に、自身の処方に影響を与えているKOLと、5年後に処方に影響を与えそうなKOLに関する調査を実施した。その結果、高血圧症治療のKOLでは現在及び5年後ともトップが自治医科大主任教授の苅尾七臣氏となった。現在の処方に影響を与えているKOLの2位も、自治医科大の教授、島田和幸氏だった。一方、5年後に影響を与えそうなKOLの上位には岡山大教授の伊藤浩氏、大阪大教授の小室一成氏、東京大講師の下澤達雄氏――といった現在50歳前後の医師がランクインした。

調査は2010年11月26日~29日に実施した。臨床医の第一標榜科が一般内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、整形外科、外科の医師各100人(GP・HP各50人)に対して、▽一般内科医には糖尿病治療のKOL▽呼吸器内科医には喘息治療のKOL▽循環器内科医には高血圧症治療のKOL▽消化器内科医には消化性潰瘍治療のKOL▽整形外科医には関節リウマチ治療のKOL▽外科医には大腸がん治療のKOL――を聞いた。同調査はエムスリーが提供する、回答医師数が数千人規模の「ハブ・マーケティングシステム」(特許登録済)の簡易版となる。

糖尿病、喘息、関節リウマチの上位のKOLはミクス3月号に掲載。高血圧症、消化性潰瘍、大腸がんの上位のKOLは同4月号(4月上旬発行予定)に掲載する。また、ミクスOnlineプレミア会員限定で、臨床医2人以上の支持があったKOL全員を紹介する。

◎消化性潰瘍治療 北大・浅香氏が圧倒的存在感 

消化性潰瘍治療のKOLではトップが北海道大教授の浅香正博氏で、2位の国立国際医療研究センター国府台病院院長の上村直実氏や、同位の自治医科大主任教授の菅野健太郎氏を10ポイント以上引き離した。浅香氏は早い時期からピロリ除菌の有効性を唱えた専門医のひとり。一方、5年後に影響を与えそうなKOLでは上村氏がトップ。2位には、浅香氏を筆頭とする北大第3内科の次期トップとも目される同大准教授の加藤元嗣氏がランクインした。

大腸がん治療のKOLでは、現在も5年後もトップは昭和大教授の工藤進英氏。外科出身者ながらも早い時期から大腸内視鏡の有用性に着目し、数多くの内視鏡検査から陥凹型がんの存在を証明した。


KOLランキングPart2(高血圧症、消化性潰瘍、大腸がん)の詳細データはこちらから⇒


KOLランキングPart1(糖尿病、喘息、関節リウマチ)の詳細データはこちらから⇒


 

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