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脳卒中の医療連携 維持期に課題 服薬・リハビリ不十分 医師調査で

公開日時 2010/05/31 04:00

急性期から回復期、リハビリなどの維持期と、患者の治療・機能回復で重要性が指摘される脳卒中の地域医療連携だが、維持期で診療計画(クリティカルパス)の使用率が低く、リハビリの実施、服薬遵守の面でも不十分であることが、ファイザーによる医師対象の調査で分かった。

5月25日~31日までの脳卒中週間に合わせて発表されたもので、調査は359人の医師から回答を得た。内訳は急性期142人、回復期106人、維持期111人。

発表によると、地域医療連携が08年に比べ、急性期、回復期の医師の約6割が進んだと評価したのに対し、維持期の医師は約4割にとどまった。クリティカルパスの使用率は、6割以上の患者で使っているとしたのは急性期で19.7%、回復期で24.5%に対し、維持期では3.6%にとどまった。不使用率からみると急性期は43.0%、回復期は30.2%に対し、維持期は63.1%にも上った。

維持期で「患者が必要なリハビリを受けていない」(あまり受けてない含む)と感じている医師は52.2%に上り、患者が服薬指導を守っている割合についても「70%程度未満」との回答は55.8%、「50%程度未満」との回答も30.6%だった。

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