NBI・アステラス ミカルディスの販売、コ・プロ契約延長
公開日時 2010/05/25 04:02
日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)とアステラス製薬は5月24日、ARBミカルディス(一般名:テルミサルタン)に関する日本国内の販売とコ・プロモーション契約について、現在12年12月までとしている契約期間を16年12月まで継続する新たな契約を締結したと発表した。ARB市場は競争が激しく、各社ともMRなどのリソースを集中している。この市場環境の中でミカルディスの単剤及び配合剤の売上げを最大化させるには、現在の提携関係を継続することが最適と判断した。
ミカルディスはNBIが創製した薬剤。日本ではNBIが製造して、アステラスが販売を行い、両社がコ・プロモーションしている。16年までこの体制を継続する。ミカルディスは単剤のほかに、サイアサイド系利尿薬ヒドロクロロチアジドとの合剤「ミコンビ配合錠」を09年4月に上市したほか、Ca拮抗薬アムロジピンとの合剤も申請中となっている。
(写真は、左がアステラス製薬の山田活郎営業本部長、右が日本ベーリンガーインゲルハイムのジェラード・マッケナ医薬事業統括)