「くすりのしおり」 4月から毎日更新 入手サービス開始へ
公開日時 2010/03/03 04:00
くすりの適正使用協議会(RCJ)のレーダー出版センターは4月から、処方薬の患者向けの説明書「くすりのしおり」の内容を毎日更新し、データをダウンロードできるようにするサービスを有料で始める。主に病院、診療所、薬局で向けで、必要な医薬品名を選択登録することで、いつでも最新のしおりを入手できるようになる。
くすりのしおりはRCJが開発し、製薬企業の協力で作成されているもので、主に医療者が患者に説明する際に用いることを想定している。医療者間での医薬品の説明にも用いることもあるという。約1万件の医療用薬(内用薬、外用薬、注射剤)の情報が用意さてれている。
その中で、RCJによると、更新された最新のしおりを迅速に入手したいとの声が、医療現場にあったことから、製薬会社130社以上の協力を得て今回のサービスに始めることになった。料金は、医療施設の規模などで異なる。既に利用者の募集を始めている。登録は、http://www.rad-ar.or.jp/siori_dl/entrance.html まで。