本誌 新薬採用アンケート、クラビット高用量製剤が断トツのトップ
公開日時 2009/12/01 04:02
本誌が毎年実施している医療機関に対する新薬採用アンケートの結果がまとまった。今年の調査では、抗菌薬クラビットの高用量製剤が断トツのトップとなり、調査時点で発売から2ヵ月しか経過していないにもかかわらず、高い浸透率を示唆する結果となった。
アンケートの対象は08年4月~09年9月に薬価収載された新有効成分、新投与経路、新医療用配合剤など75品目。世界で標準薬治療薬として医療現場で使用されている薬剤が上位に並んだが、今年相次いで市場投入された注目の配合剤3製品は接戦を繰り広げたものの上位10位にランクインしなかった。一方で、高い医療ニーズを反映し、抗がん剤やオーファンドラッグが比較的上位に食い込んだ。抗体医薬などの高額薬剤や配合剤に対する採用方針、訪問規制(完全アポイント制)の導入の有無についても回答を得た。(詳細は12月1日に発行するMonthlyミクス12月号に掲載)