【米国】メガ物流センター展開し販管費率半減!独立系薬局支援とフランチャイズ事業深耕
公開日時 2009/09/29 00:00
物流センター配送圏は日本国土に匹敵卸にとって必須とされる物流機能について、米国と日本を比較してみよう。全国をカバーする大手卸は、日本では1.2億人への供給を担うが、米国では3億人で供給力は2.5倍である。ただし、65歳以上人口の割合は日本が米国の2倍であり、年齢構成が異なることは留意を要する。卸1社当たりのセンター数に注目すると、日本の大手卸が現在構築中のセンター構想は20前後、米国の大手卸の現状は30前後であり、1センター当たり配送圏は日本が2万㎢弱に対して米国では約32万㎢と広大で、大陸的なメガセンターといえる。HDMA(米国卸連)によると、会員企業数と物流センター数はともに減少傾向にある(図1)。1995年に63社であった会員は2008年に37社に、224の物流センターは191に減少し...