医薬品の販売傾向
公開日時 2009/09/29 00:00
16都市の代表医院の傾向医薬品販売の傾向を分析するとき、16都市(北京、上海、天津、広州、南京、杭州、武漢、長沙、成都、南、西安、済南、蘇州、西安、南昌、鄭州)の代表的な医院(3級甲医院、2級甲医院)における購入額をひとつの指標とします。07年度の医薬品の購入金額をこれら16都市の代表的医院で見ると総額は5525億円で、対前年度比27%増でした。内訳は、1位が抗生物質で約1400億円、2位が悪性腫瘍薬・免疫抑制薬で約1000億円、3位が循環器薬で約800億円。以下、消化器系薬、血液用薬・造血薬、精神・神経系薬と続きます。これら6疾患領域で約5000億円、全体の約90%を占めています。呼吸器系薬や内分泌系薬、生殖・泌尿器系薬、感覚器系薬は10数億~数10億程度となっています。次にこれらの領域の...