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乳がん術後療法臨床試験 UFTは標準療法CMFと同等 JCOに掲載

公開日時 2009/03/24 23:00

リンパ節転移がないが再発リスクが高い、乳がん患者の術後化学療法に関する
日本国内臨床試験で、テガフール・ウラシル配合剤ユーエフティー(UFT)を
投与した患者が、世界的な標準的多剤併用療法であるCMFと同様の無再発生存
率、全生存率を示したとの試験結果が、米国がん治療学会誌(JCO)に掲載さ
れた。UFTを販売する大鵬薬品が3月24日に発表した。

JCOには3月20日に掲載された。発表によると、UFT療法とCMF療法(シクロホ
スファミド・メトトレキサート・フルオロウラシルの併用)は、同等の効果が
あるのか、どちらの治療法が良いのかは専門家の間でも意見が分かれていた。
そのために今回掲載された臨床試験(N・SAS-BC 01試験)が行われた。

試験では、96年10月~01年4月までに日本国内47施設733例が登録され、患者
は無作為でいずれかの療法に割り付けられた。その結果、5年再発生存率はUF
T群87.8%、CMF群88.0%。5年生存率ではUFT群96.2%、CMF群96.0%だった。

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