ヤンセンファーマ 05年16%増収、7期連続2桁成長
公開日時 2006/03/28 23:00
ヤンセンファーマは3月28日、05年1―12月期の売上高(決算ベース)が前期
比15.9%増の838億4800万円になり、99年から7期連続2桁成長を達成したと
発表した。薬価ベースでは960億円で、目標として掲げていた06年1000億円の
達成が確実になった。
主力製品の売上高(薬価ベース)は▽リスパダール(統合失調症)が21%増の
290億円▽イトリゾール(経口・真菌)が21%減の260億円▽デュロテップパッ
チ(がん性疼痛)が17%増の173億円▽トレドミン(SNRI)が12%増の36億円
▽ニゾラール(外用・真菌)が3%増の34億円─。イトリゾールの減少は、後
発品参入による競合激化と市場縮小が要因。
MR体制については06年に110人増やし860人にする。うち初の専任MR制を採用し
た血液内科領域は20人増の50人体制とする。開発品については、ガランタミン
(アルツハイマー)が追加試験の実施で承認申請が当初計画より数年遅れる見
通しとなったものの、今年5品目の承認、7品目の承認申請を予定(1品目は
申請済み)。【詳細は最下段】