第一三共は３月23日、子会社の三共が米エクセリキシス社と、高血圧や心不全
など循環器系疾患への関与が知られている核内受容体の一つであるミネラロコ
ルチコイド受容体の選択的調節剤の共同研究を行うと発表した。既存のアルド
ステロン拮抗剤に比べ、安全性、薬効面で優れた薬剤の開発を目指すとしてい
る。国内にあるアルドステロン拮抗剤はスピロノラクトン。

共同研究から得られる薬剤の開発や事業化は三共単独で行う予定。三共は一時
金として2000万ドルを支払う。