日本リリー 05年13%増収、ジプレキサ・ジェムザールが牽引
公開日時 2006/03/16 23:00
日本イーライリリーは3月16日、05年の売上高(決算ベース)が対前年比12.7%
増の768億8800万円となり、3年連続2桁成長を記録したと発表した。トップ
製品のジプレキサ(統合失調症)の売上(薬価ベース)は25%増で300億円を
超えた。
このほか主要製品の売上(薬価ベース)は、インスリン製品が6%増の135億
円、ヒューマトロープ(成長ホルモン)が1%増の118億円、ジェムザール(
抗がん剤)が17%増の110億円、ペルマックス(パーキンソン病)が5%減の1
00億円─。エビスタ(骨粗鬆症)も中外製薬と日本リリーの合算で100億円を
超えた。
ニュートン・クレンショー社長は、現在申請中のED治療薬タダラフィルの上市
に伴い開業医市場へ本格参入する考えを表明。MR体制について現在の800人か
ら900人体制にする計画で、タダラフィルの発売が予定される07年以降増員を
図っていくとした。