旭化成 医薬は整形、中枢神経、泌尿器に集中
公開日時 2006/03/07 23:00
旭化成は3月7日、06~10年度までの5年間の新中期経営計画「Growth Actio
n-2010」を発表した。グローバル事業の拡大戦略の中に「医療系」を、国内型
事業の高度化の中に「医薬」を位置づけたのが特徴。医薬について蛭田史郎社
長は「国内での医科向けが中心であり、整形、中枢神経、泌尿器の3つに限定
しようと思う。規模的に見て、大きなマーケット、領域に対するアクセスは難
しく、大きな成長は期待できないが、安定収益を確保できる事業として期待し
たい」と述べた。また「メガファーマとの提携を導入を含め検討していきたい」
と語った。
【旭化成ファーマの05年度予想(10年度までの拡大幅)】
売上高 1080億円(プラス500億円)
営業利益 103億円(プラス70億円)