HS財団 海外バイオの最新動向を報告
公開日時 2006/03/05 23:00
ヒューマンサイエンス振興財団は3月3日、国外調査報告書「欧米における研
究開発及び規制に関する調査」をまとめた。米ファーマコゲノミクスの最新動
向としてFDA、NIH、PhRMA、グラクソ・スミスクライン、アフィメトリクス、
ロシュモレキュラーシステムズ、パーレジェンなどの取り組みを紹介。
バイオロジクスに関して、遺伝子治療分野やトランスレーショナルリサーチの
動向を説明。それによると、米で現在IND(Investigational New Drug)登録
されている遺伝子治療の治験数はフェーズ1が約170件、フェーズ2が約70件
だが、フェーズ3は数件という。
また、米では、FDAやNIHなど公的機関と企業の協力により、医薬品開発につな
がるバイオマーカーに関するリサーチコンソーシアムが非ホジキン悪性リンパ
腫、糖尿病、動脈硬化症、アルツハイマー、乳がんの5領域で形成されつつあ
るという。