杏林製薬 ノバルティスにKRP-203の世界的権利を供与
公開日時 2006/02/16 23:00
杏林製薬は2月16日、スイスのノバルティスとKRP-203(国内で前臨床段階)
に関するライセンス契約を締結、移植用の免疫抑制剤として全世界での開発・
販売権を供与したと発表した。併せて自己免疫疾患及びその他の疾患用剤とし
て日本、韓国、中国及び台湾を除く全世界での開発・販売権も与えた。なお、
炎症性腸疾患(IBD)用剤としては杏林が全世界での権利を留保。
これにより杏林は、契約一時金、マイルストーンペイメントや発売後に売上に
応じたロイヤリティを受け取る。また、ノバルティスが開発中あるいは販売中
の製品を日本国内で共同開発または共同販売する方向でも合意した。