富山化学工業 FDAがT-3811の申請を受理
公開日時 2006/02/14 23:00
富山化学工業は2月13日、ニュータイプのキノロン系合成抗菌剤T-3811(一
般名:ガレノキサシン、経口剤・注射剤)について導出先の米シェリング・プ
ラウがFDAから承認申請を受理されたと発表した。シェリング・プラウはEMEA
に対しても、今年中に申請を行う計画。
富山化学は04年6月にシェリング・プラウと日本、韓国、中国を除く世界的な
開発、使用、販売に関するライセンス契約を締結した際、契約一時金として80
00万ドルを受領。承認取得時に追加一時金を受領できることになっている。
国内では経口剤について今年前半に申請予定。大正富山医薬品とアステラスが
同一ブランドで共同拡宣する契約を結んでいる。