武田薬品 米ベンチャーから腎性貧血・がん性貧血治療薬を導入
公開日時 2006/02/13 23:00
武田薬品工業は2月13日、米アフィマックス社と腎性貧血・がん性貧血治療薬
ヘマタイドのライセンス契約に合意、日本国内での独占的開発・販売権を取得
すると発表した。腎性・がん性の優先順位、フェーズ1開始・上市予定時期な
ど開発スケジュールは未定。国内市場規模は約1000億円(中外製薬のエポジン、
キリンビールのエスポー)。がん性貧血の適応を持つ医薬品はなく、エポジン
が開発中。
武田は契約一時金1700万ドルを支払うとともに、ア社株式1000万ドルを購入す
る。今後の開発の進捗に応じたマイルストーン(総額7500万ドル)と発売後の
販売金額に応じたロイヤルティを支払う。