ノバルティスファーマ アルツハイマー病治療薬を小野と共同開発
公開日時 2005/12/12 23:00
ノバルティスファーマは12月12日、小野薬品工業とアルツハイマー型痴呆症治
療薬としての経皮吸収型リバスチグミン製剤(ENA713D)について、日本での
共同開発・販売を行うことに合意したと発表した。ノバルティスがフェーズ2
を実施中だった。
リバスチグミンの経口剤のエクセロンが現在海外70ヵ国以上で販売されており、
04年の売上高は4億2200万ドル。日本では経口剤は開発していない。経皮吸収
型は、経口剤で報告されている消化器症状の副作用(重篤ではない)の不安が
ないほか、使用状況を容易に確認できるなどのメリットがあり、欧米でもフェ
ーズ2/3の段階。