平井東金病院院長 ヘルスリサーチと医療技術研究は医療を支える両輪
公開日時 2005/06/23 23:00
平井愛山千葉県立東金病院院長は6月23日、ファイザー主催のセミナーで、
「日本は医療技術が進んでいるものの、それを国民にあまねく到達させる仕組
みが不十分」と述べ、「技術そのものの研究であるバイオメディカルリサーチ
と、誰もが必要なときに最適な医療を安心して受けられるシステムを作り出す
ための研究であるヘルスリサーチを同時に進めていくことが、医療が直面して
いるさまざまな問題の解決につながる」とした。ファイザーは92年にヘルスリ
サーチ振興財団を設立、04年度までに11億4000万円の研究助成を行ってきた。