第19回国際睡眠専門家会議(米デンバー)
公開日時 2005/06/23 23:00
〔独ベーリンガーインゲルハイム:プラミペキソール(日本名:ビ・シフロー
ル)のRLSに対する2つの試験成績〕6ヵ月の長期にわたって服用した被験者
の約95%でレストレスレッグ症候群(RLS)の症状が試験開始前に比べ中等度
改善または著明改善し、長期投与で有効性が継続する知見が得られた。
もうひとつの試験では、投与された被験者のうち概ね4人のうち1人に6週間
の試験終了時で症状の完全な消失が見られた。また、プラミペキソールがRLS
の症状を抑えることで、被験者の日常生活の質改善に有用だった。
すでにパーキンソン病治療薬として世界45ヵ国で承認されているが、BIは05年
後半に欧米でRLS適応として申請する計画。