総合機構 副作用情報の精緻化で医療機関ネット構築
公開日時 2005/05/31 23:00
独立行政法人医薬品医療機器総合機構は5月31日の「審査・安全業務委員会」
で、安全対策業務に関し、副作用情報の分析の精度を高めるための「情報収集
拠点医療機関ネットワーク(NW)」構築について説明した。まず、「抗がん剤
併用療法実態把握調査」をこのほどスタートした。また、今年度中に、小児に
対する療法についても同様の調査をスタートさせる。
抗がん剤併用療法実態把握調査は約40の医療機関が参画。処方実態や例数をも
とに、副作用の発生率といった情報を収集する。約1年間の調査を経て結果を
解析する。