日看協・南会長 邦人初のICN会長に
公開日時 2005/05/24 23:00
5月20~26日の日程で台湾・台北市で開催中の第23回国際看護師協会(ICN)
大会で、日本看護協会の南裕子会長(62)が、第25代ICN会長に選出された。1
04ヵ国が参加した同23日の会員協会代表者会議の会長選挙で、ともに立候補し
ていたカナダのジネット・ロジャー氏に、61票対37票で圧勝した。ICN会長の
任期は4年、日本人の就任は初めて。南氏は、日看協会長を今月末の任期満了
で退任する。
南会長は高知県出身。高知女子大学家政学部衛生看護学科卒業、米カリフォル
ニア大学サンフランシスコ校看護学部博士課程など修了。聖路加看護大学教授、
兵庫県立看護大学学長などを経て99年より現職。