内閣府の男女共同参画会議は５月16日までに、「男女共同参画社会の形成の促
進に関する施策の基本的な方向についての中間整理」を公表した。このうち、
医療関係では、「医療関係者及び国民に、男女の性差に応じた的確な医療につ
いての知識の普及を図る」と指摘。具体的に、（１）不妊専門相談センター、
高リスクの妊産婦や新生児に適切な医療を提供するための周産期医療ネットワ
ーク整備（２）性感染症や、女性特有のがんに関する正しい知識の普及――な
どを挙げた。

内閣府は中間整理に関する一般からの意見を募集。中間整理の詳細や応募方法
は政府のパブリックコメント専用サイト
（http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public）へ。