厚労省 子どもの事故防止でチェックリスト
公開日時 2005/05/10 23:00
厚生労働省は5月10日、「子どもの事故防止のための市町村活動マニュアル開
発研究報告書」を公表した。小児の健診時に活用できるチェックリストと指導
パンフレットを掲載。リストは、「タバコや灰皿、医薬品などが手の届かない
ところにあるか」「ミルクを飲ませた後はゲップをさせて寝かせているか」と
いった項目からなっている。
1歳以降の小児期で、事故は死因順位の1位とされる。同研究が全国3110市町
村に対し実施した調査(1995市町村が回答)によると、乳児健診時に88%の市
町村が何らかの事故防止指導を行っているが、「充実した指導をしている」の
は1.5%で、半数以上が「指導不十分」と答えた。リスト、パンフは、国立保
健医療科学院のホームページ
(http://www.niph.go.jp/jikoboshi/index.html)で公開している。