塩野義製薬 第2次中計発表、09年度売上高は04年度の1.6倍へ
公開日時 2005/04/25 23:00
塩野義製薬は4月25日、今後5年間の第2次中期経営計画をまとめ、最終年度
となる09年度(2010年3月期)数値目標について売上高を04年度予想比1.6倍、
営業利益を同3.5倍、当期利益を同3.3倍と設定した。4月にアステラス製薬誕
生、10月には第一三共、大日本住友製薬発足予定と国内で業界再編が活発化し
ていることを受け、同社の対応について塩野元三社長は「考えないわけではな
いが、第2次中計に則りさらなる飛躍に向けこれから5年間全力で取り組む」
と語った。
第2次中計のキャッチフレーズは「基盤整備から飛躍への胎動へ」。第1次中
計で医療用医薬品事業に集約してきた収益構造を基本に、感染症領域に加え、
第2、第3の重点領域を確立していく「チャレンジングな集中期間」と位置づ
けた。具体的には、新たに疼痛、メタボリックシンドロームを柱に据える。09
年までに新たにフェーズ2へ最低5品目以上の移行を目標とし、クレストール
規模の新薬創製を目指すとした。
国内上位企業に比べ出遅れている米国展開については「抗菌薬を中心に自社開
発・販売を目指す」と述べた。国内MR体制については「増やしたいが、当面現
状を維持する」とした。
【07年度数値目標(参考:04年度予想)】
売上高 2600億円(2000億円)
研究開発費 440億円(317億円)
営業利益 550億円(285億円)
当期利益 360億円(180億円)
ROE 10%(6%)
【09年度数値目標】
売上高 3200億円
研究開発費 500億円
営業利益 1000億円
当期利益 600億円
ROE 14%