独ベーリンガーインゲルハイム 02年売上、利益が2桁増
公開日時 2003/04/09 23:00
独ベーリンガーインゲルハイムは4月8日、02年度(1~12月)業績を発表。売上高 76億ユーロ (13.2%増)営業利益 11億ユーロ (10.4%増)当期利益 5億3700万ユーロ(34%増)ヒト用医薬品事業の売上高は73億ユーロ(14%増)で、このうち医療用医薬品は57億ユーロ(7.7%増)。また、エスエス製薬を連結対象としたことでコンシューマーヘルスケアは10億5000万ユーロ(62.5%増)。売上高トップ製品は山之内製薬から導入した良性前立腺肥大症治療剤「アルナ/フローマックス」で7億6000万ユーロ(23%増)。また、COPD治療剤「コンビベント」、非ステロイド性消炎・鎮痛剤「モービック」、高血圧症治療剤「ミカルディス」などが2桁成長を記録。ミカルディスの02年の売上総額は3億5000万ユーロで、02年12月から日本でも発売、山之内製薬とコ・プロモーションを行っている。02年に発売したCOPD治療剤「スピリーバ」は導入された国のほとんどで、これまで最も初期販売動向の優れた医薬品のひとつとされているという。