新薬に課せられている発売後1年間の14日処方制限。処方医の診察頻度を高めて、当該新薬の安全性などを臨床現場でチェックする期間とされる。しかし、患者の通院負担や、臨床現場のデータの蓄積を待ちたいとの意向から、処方制限の間は新薬採用の有無すら議論しないという病院も少なくない。新薬は、発売1年のタイミングで処方や採用が大きく動くといっても過言ではないだろう。
そこで編集部は、内服薬、外用薬、自己注射できる注射薬を対象に、長期処方解禁リストをまとめた。製品の特長に加え、当該新薬の営業体制も盛り込んだ。医師や病院関係者との共通の話題として、アイスブレイクのネタとして、どうぞ活用ください。