2011/07/26
脳卒中のリスクを有する日本人非弁膜症性心房細動患者を対象とした、ファクターⅩa阻害剤・リバロキサバンの安全性・有効性はワルファリンに非劣性を示すことが分かった。同剤の安全性と有効性を二重盲検下ダブルダミー法で検討した臨床第3相試験「J-ROCKET AF(Japanese Rivaroxaban Once daily oral direct Factor Xa inhibition Compared with vitamin K antagonism for prevention of stroke and Embolism Trial in Atrial Fibrillation)」試験の結果から示された。大阪府立成人病センター総長の堀正二氏が、京都市で開催されている第23回国際血栓止血学会(ISTH2011)で、7月25日に開催されたセッション「Late Breaking Clinical Trials」で結果を報告した。