バイタルケーエスケーHD 物流・サプライチェーン領域の投資ファンドと出資契約締結 物流業界の課題解決へスタートアップ企業の成長を支援
公開日時 2024/09/13 04:50
バイタルケーエスケー・ホールディングス(HD)は9月12日、投資ファンド「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」と出資契約を締結したと発表した。ファンドは物流・サプライチェーン領域の課題解決に資する革新的な技術・ビジネスモデルを有するスタートアップ企業等を投資対象としており、資金提供などを通じて事業成長の支援に取り組む。出資額は非開示としている。
ファンドはマーキュリアインベストメント(東京都)を無限責任組合員として2024年4月に組成。日本政策投資銀行などが有限責任組合員として出資している。ファンド規模は30~50億円と掲げている。
物流業界では、2024年問題やカーボンニュートラルへの対応、大規模災害の発生時も見据えた強靭な物流体制の構築など、多くの課題を抱える。バイタルケーエスケーHDでは、こうした課題解決に取り組むスタートアップ企業の成長を支援支援することで日本の物流力の強化や同社の成長につながるとしてファンドへの出資を決めた。