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Medii 日本BIとの提携強化 間質性肺炎疾患の啓発強化でサイト立ち上げ 主治医と専門医の連携支援

公開日時 2023/04/24 04:50
医師専用のオンライン専門医相談サービスを提供する「Medii」(山田裕揮代表取締役医師)は4月18日、日本ベーリンガーインゲルハイムとの専門医知見の最大化に向けた事業提携をさらに強化すると発表した。具体的には、医師への間質性肺疾患の啓発強化に向けた専門サイトを立ち上げたというもの。このサイトを通じ、同社の専門医相談サービス「E-コンサル」を用いて治療方針に悩む主治医が専門医に手軽に相談できる環境を支援し、早期診断と最適治療の促進に貢献する。

Mediiは2021年に日本ベーリンガーインゲルハイムと提携し、間質性肺疾患をはじめ肺線維症の患者の早期診断と最適な治療へ繋げることを目的に、「E-コンサル」を活用した取り組みを進めてきた。22年は間質性肺疾患に関する相談件数が前年比2.8倍に増加。「診断や治療の最適化を促進することができた」としている。

今回は、この取り組をさらに強化する目的で、医師への間質性肺疾患の啓発強化に向けた新たなデジタル施策の一つとして啓発サイトを立ち上げた。同社によると、間質性肺疾患の進行を抑えるためには、「早期発見・早期治療開始が極めて大切。しかし、治療開始の判断やタイミングは専門医間でも意見が分かれるところ」として、専門医の不足する医療現場では早期発見・最適な治療に課題が存在する可能性があると指摘している。

同社がサービス提供する「E-コンサル」は患者の診断や対応に悩む医師が、専門領域の専門医に症例相談ができる完全無料のオンラインマッチングサービス。今回公開した間質性肺疾患の啓発サイトを通じ、「間質性肺疾患の治療方針に苦慮する主治医がいつでもE-コンサルを用いて専門医に相談できる環境を構築し、早期診断と最適治療のさらなる促進につなげられる」と期待している。


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