日本でMR体制構築 がん領域でのプロモーション開始
仏セルヴィエ プレジデント オリヴィエ ローロ 氏
公開日時 2022/10/01 00:00
日々の業務の受益者は「患者」フランスの製薬企業・セルヴィエ社が日本にMR体制を構築し、10月からがん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵がん治療薬・オニバイド点滴静注の単独プロモーションを開始した。日本法人は1981年に設立。これまでは導出戦略をとっていたが、日本進出41年目にしてMRを初めて配置し、がん領域に本格参入する方針に転換した。今回、事業戦略を転換した理由は何か、成長戦略は?セルヴィエMRに求める資質も気になるところだ。そこで8月下旬に来日したオリヴィエローロプレジデントに話を聞いた。(神尾裕)非営利財団が統治―セルヴィエグループについて。ローロ氏私たちは完全に独立した企業体で、セルヴィエ国際研究財団(FIRS)という資本を保有しない非営利財団が当社グループ(以下、当社)を統治して...