スズケン 愛知県大府市、大府市三師会と「地域包括ケア推進」で連携協定を締結
公開日時 2019/10/29 03:50
スズケンは10月28日、愛知県大府市、大府市医師団、大府市歯科医師会、大府市薬剤師会と「地域包括ケアの推進等に関する連携協定」を締結することを発表した。災害時における医療および医薬品等の物資の供給や、医療・介護・福祉分野の連携強化などを協定の内容に盛り込んだ。
大府市は三師会が連携し、地域包括ケアの要素である医療と介護の連携を進めているところ。これに対し、スズケンは2016年4月から大府市共和町に名南物流センターを稼働させ、中部圏における医薬品の安定供給体制を整えていた。加えて、有事の際のBCP体制を構築するなど、大府市からの協力も得ている。一方、ビジネス面では、支店単位で高齢者などの見守り協定を締結したほか、各地域における住民の安心安全な活動を推進していた。
◎災害時は相互連携による医療救護や医薬品などの調達業務を
協定には、災害時の医薬品など物資の供給を盛り込み、災害時は相互連携による医療救護や医薬品などの調達業務などを行うとした。また、具体的な連携については、保健師、ケアマネージャーなどの多職種を対象とした地域包括ケア勉強会の開催支援や、医療・介護従事者などの医療政策・制度、最新トピックスなどに関する教育資材・情報提供支援なども行う。
【訂正】下線部を追記しました。本連携協定は11月5日付で締結する予定です。(10月30日11時15分)