高尿酸血症用薬フェブリク 処方医の7割近く 第一選択薬に位置づけ
公開日時 2015/06/30 00:00
約3割が「他の医師に薦める」効果、腎機能低下例への使いやすさを実感痛風・高尿酸血症治療薬として約40年ぶりにフェブリクが登場して4年が経過した。同治療薬では従来から尿酸の元になるキサンチンの生成に関与する酵素・キサンチンオキシダーゼの働きをブロックする尿酸生成抑制薬としてザイロリックとベネシッド、尿酸の再吸収を抑える尿酸排泄促進薬としてユリノームが用いられており、フェブリクはこのうちの尿酸生成抑制薬に属する。ただ、フェブリク以外の薬剤の適応はいずれも「痛風あるいは高尿酸血症に伴う高血圧」だが、フェブリクは「痛風あるいは高尿酸血症」となり、より幅広い患者に使える。さらにフェブリク以外の薬剤は投与回数が1日1~4回だが、フェブリクは1日1回である。また、発売元の帝人ファーマでは、キサンチンオキシ...