ムンディと丸石 がん性疼痛薬タペンタ錠でコ・プロ 6月から
公開日時 2019/04/03 03:50
ムンディファーマと丸石製薬は4月1日 がん性疼痛治療薬のタペンタ錠(一般名:タペンタドール塩酸塩)のコ・プロモーションを6月1日から行うと発表した。タペンタを販売するムンディは、疼痛管理を含む周術期領域を重点とする丸石と組むことで、重点のがん、疼痛領域を強化できると判断した。丸石は、これまで持っていなかつた経口医療用麻薬製剤を加えることで、提案の幅を広げ、市場を開拓する。
タペンタは、鎮痛作用に関与するμオピオイド受容体活性などの作用を持つ持続性がん疼痛治療剤薬。ムンディはMR数の開示していないが、コ・プロにより丸石の約100人のMRが活動に加わる。プロモーション上の役割分担は今後詰める。コ・プロのための契約金など経済的条件は非開示。
同剤は、ヤンセンファーマが2014年3⽉に承認を取得し、ムンディがライセンスにより17年12月から販売している。18年5月からは流通も開始した。