武田テバ 原薬製造国を公開 製造販売する後発品で
公開日時 2019/03/07 03:50
武田テバファーマと武田テバ薬品は3月6日、製造販売する後発医薬品について原薬の製造国の公開を始めたと発表した。医療機関からの要望が増えていることを受けて対応したもの。同社の医療関係者向け情報サイト「武田DI-net」で、製品ごとに確認できる。
経過措置品目を除く522の後発品医薬品の原薬の最終製造国を3月1日から公開した。サイトで、原産国を確認したい製品名を検索し、表示された製品名をクリックすると、備考欄で原薬の最終製造国が見られる仕組み。
武田テバファーマは、原薬製造国を公開したことについて「当社は製品とともに情報を届けることが大切と考えており、今回の対応は、その考えに沿った対応である。原薬の原産国について、医療機関からの問い合わせが多く、公開することにした。準備が整ったのでこの時期のタイミングとなった」(コーポレートコミュニケーション部)と話している。なお、両社が扱う他社の製造販売品目、長期収載品は公開の対象外。