インタラクティブソリューションズ “話し方教育”機能をバージョンアップ、販売情報提供活動GLに向け
公開日時 2019/02/25 03:50
インタラクティブソリューションズ(関根潔代表取締役)は2月21日、MRの“話し方教育”(=OutPut教育)の強化に向け、同社提供の営業活動支援ツール「Interactive-Pro」の教育Editionの一部機能をバージョンアップしたと発表した。厚労省の「医療用医薬品の販売情報提供活動ガイドライン(GL)」が施行する4月以降をにらんだもの。営業時のプレゼンテーションの練習を動画撮影し、必要な内容が話せているかを音声認識で自動チェックできるようにした。
GLでは、MRの情報提供活動時に、所属企業の社内審査を経て作成された資材以外に医師と口頭でやり取りした内容は、「業務記録として詳細に記載」することを求めている。補足説明を行うために資材に記載のない事項の説明が求められた場合などが想定される。同社は、「今まで以上に正確に理解されるよう適切に説明することが求められると考えている」とし、「(教育Editionが)Output教育にお役立ちいただけるツールとして利用されることを期待する」としている。
教育Editionではこれまで、撮影動画は繰り返し再生できるものの、確実に発話すべきキーワードの有無は動画を見ながら確認していた。今回のバージョンアップでは、音声認識による自動チェックを可能にし、例えば5つのキーワードのうち4キーワードが発話できたということが確認できるという。
このほか、今回のバージョンアップでは、複数の設問集から任意の設問を選択し、それらを新たな設問群として再構成して出題することもできるようにした。