旭化成ファーマ 関節リウマチ治療薬ケブザラ皮下注の自動注入製剤を発売
公開日時 2018/12/12 03:50
旭化成ファーマは12月11日、関節リウマチ治療薬ケブザラ(一般名:サリルマブ(遺伝子組換え))の自動注入製剤を発売したと発表した。関節のこわばりや痛み、変形を訴える患者に扱いやすい形状で、1回量の薬剤が充填されており、キャップを外し、本体を皮膚に押し当てるだけで、注射針が患者の目に触れることなく自動的に皮膚に刺さり、薬液が注入される。
製品名は、ケブザラ皮下注オートインジェクターで、100mgと200mgの2規格。18年2月から販売しているシリンジ製剤と同様、在宅自己注射指導管理料の対象。
効能・効果は「既存治療で効果不十分な関節リウマチ。1回200mgを2週間隔で皮下投与する。薬価は、150mg 1キット4万4945円、200mg1キット5万9509円。サノフィが製造販売承認を取得、旭化成ファーマが販売し、両社でコ・プロする。