旭化成 骨粗鬆症薬テリボン皮下注 1回投与量が現行製剤の半量タイプを承認申請
公開日時 2018/10/31 03:50
旭化成ファーマは10月30日、骨粗鬆症治療薬テリボン皮下注28.2μgオートインジェクター(一般名:テリパラチド酢酸塩)について、骨折の危険性の高い骨粗鬆症を予定適応に日本で同日に承認申請したと発表した。1回投与量を現行製剤の半量とし、週2回の皮下注射で用いる。同社は、1回投与量が半量となることから、「悪心、嘔吐などの副作用の発現が少なくなることも期待される」としている。
同剤は、同社が2011年11月から製造販売しているテリボン皮下注用56.5μgと同じテリパラチド酢酸塩を含有する製剤。用法・用量は、「通常、成人にはオートインジェクター1本(テリパラチドとして28.2μgを含む)を1日1回、週に2回皮下注射する」として申請した。なお、現行製剤の用法・用量は、「通常、成人にはテリパラチドとして56.5μgを1週間に1回皮下注射する」というもの。